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2014年2月8日土曜日

カンボジア保健省はお金ばっかり!?!?

カンボジアのCorruption、つまり汚職の状態はかなりひどい。
http://www.voacambodia.com/content/cambodia-ranked-most-corrupt-country-in-the-region/1802720.html

http://www.cambodiadaily.com/archives/cpp-says-acu-will-investigate-global-fund-corruption-47267/

HIVやマラリア対策の公的事業まで汚職の対象になっていたらしい。
https://www.youtube.com/watch?v=-6ZbtESikpA

日本のJICAからの支援も、もちろん対象になっているだろうと思われるが・・今のところ明らかになっていない。
私の想像するところ、大きなお金というより、個人レベルでちょこちょこっと汚職というレベルではないだろうが、現地で本来かかる費用よりも上乗せして支払って、差額を取られているという実態は日常的に発生していると思われる。

日本人はもっと途上国の汚職の実態を知るべきだと思う。
そして、現地のスタッフの給与の平均価格などにも政府関係者以外からの情報をしっかり集めた上で決めていく必要があると思う。

「国から要請があった事業に対して支援をする」というJICAの方法では、相手国の思う壺だと思う。

カンボジアの保健省の汚職程度はかなりひどいと現地でも言われている。

医薬品の輸入許可(なぜか5年ごとに更新:更新するたびに日本円でン十万くらいとる)
医療機器の輸入許可
化粧品の輸入許可
食品の輸入許可
医薬品や化粧品などの広告を出す許可

「許可」を盾にして、ありとあらゆる方法でお金を取ろうと必死だ。

JICAに対しては、いつもいつも「お金がないからできない」と言っていることをよく耳にする。
本当か?と疑いたくなる。
たとえば、広告。
化粧品や医薬品、健康食品などの広告をTVなどで放映するための許可。
商品1品目に対して5万はとる。
1会社ではない。1商品だ。

それでも、TVで放映される広告や雑誌の広告で紹介されている医薬品や化粧品なども、私が知っているだけでも50はくだらない。
それが、毎月毎月変わって増えているのだ。

去年の8月の選挙以降、Anti-corruptionの動きが活発で、裏でお金をとりにくくなったのか(と私が勝手に想像しているが・・・)いろんな許可が増えつつある。

これ以上、不必要で無意味な許可申請が増えると、本来、最低価格で提供されるべき医薬品や医療サービスが値上がりし、国民の貧富の差が如実に医療サービスに反映してしまう。

本来の「国民の健康を守るための保健省」としての役割を、しっかりと遂行できる省庁になってほしいものだと切に願うのだが・・・
この汚職の浸透具合は、なかなか深刻な状況だと思う。

そして、それを待ってられないカンボジア国民の健康的な生活の確保のため、毎日毎日、少しでも多くのカンボジアの人に、正しい健康や美容に関する知識を伝えていきたいと思うのである~~。

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