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2014年2月18日火曜日

ニセ札事件発生!

昨夜、店番をしていると、どこの国かよくわからないがニコニコした温厚そうな男性が入ってきた。

まっすぐ商品の棚にむかい、青汁の箱を手に取って「これが欲しい」というように私に差し出した。
しかし、これは日本の製品。
何語が通じるか、日本語、英語、中国語、カンボジア語の挨拶をいろいろ繰り出すが、どれも反応しない。
はて??

とにかく薬剤師の私としては、青汁とて飲み方を説明しないと気が済まない。
英語で、飲み方が分かっているのかとか聞いてみるが、うなづくだけで反応がない。

とりあえず会計をと思いカウンターで9$の領収書を書くと、手に数枚の1ドル札を握りながら、100ドル札を出された。
手に取ってみて、あれ?
なんとなくおかしいのだ。
100ドル札の真ん中の人の顔の印刷が・・・・目の下のところが黒い。
あれ?
爪で擦った時のギザギザがない。

とにかく怪しそうだったので、100ドル札を返して「これは使えないので、他の札がないか」と聞いてみた。
すると20ドル札が出てきた。
あるやん。と思いふと20ドル札を見ると・・・背景の色が1色だ。
20ドルはいわゆるツートンカラーになっている。
さらに、縁のマージンとでもいおうか、印刷されていない部分の幅が右と左で違うのだ!

しかし自信がないので、いったん、自分の財布に入っていた20ドルと比べてみた。
やっぱり違う!

ニセ札だ!

ここでニセ札詐欺であることが99%確定!

その20ドル札を返してみると、また違う100ドル札が出てきた。
これももちろん却下。

そのお札をお財布に直す瞬間、5ドル札が見えた。
9ドル・・・あるはずだ。
ここでニセ札詐欺なことが100%確定。

結局あきらめて、おずおずと帰って行った。

後から相方に話をしたら、
「その5ドルが見えた時に、それ頂戴って言って9ドルかき集めてもらえばよかったのに」

う~~ん。そこまで知恵は回らんかった・・・


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