Translate

2014年2月15日土曜日

新しい事業サービス、でも・・・

カンボジアではビジネスの発展もめざましい。
日本では終戦後から数十年もかけて発展してきたことが、諸外国から常に新しいものが入ってくるので、数年で新しいものが入ってくる。

webサービスもその一つだ。

私がカンボジアに初めて来た2010年にはまだまだインターネットの普及もままならず、携帯電話で通話するレベルがほとんど。
プノンペン以外ではwifi環境など難しかった。
しかし、今では携帯電話の3G回線が使えるようになり、地方に行ってもスマホでwebが見れるようになった。

同時に、パソコンで業務をこなすことも増えてきて、パソコンを使ったサービスは事業開始当初からすでにインターネットサービスが盛り込まれている。

つまり、どういういことかというと・・

たとえば、会計ソフト。
日本はスタンドアロンの会計ソフトからスタートし、徐々にネット環境で使えるように発展してきた。
ポスレジもそうだ。
だから、日本では「どの情報をネット上に載せても安全でどの情報はネット上にのせたら危険か」をしっているのだ。
ネット環境がない時代からパソコンを使っているので、ネット環境を使うメリットデメリットをしっているのだ。

しかし、カンボジアの若者は違う。
ネットがもうすでに当たり前にあるので、ネットを使うことのメリットデメリットがわかってない状態で使っているのだ。
これは危険。

実は、先日そういうサービスをする会社の営業がきた。
大学でマーケティングを学んだと自信満々でやってきた。

ポスレジを勧めてきたが、私がこのサーバーはどこにあるのか?と聞くと・・・答えられなかった。
「だって、うちの店は日本人が多いから、旧正月でもカンボジアのお休みでも開けることがある。そんな時にサーバートラブルがあったら、対処してくれる?」ってきいたが・・・それすらも答えられない。

それでもどうにか契約したい彼。
「webも作ります」というのだ。
「いいや。もう自分で作ったからいいよ」というと、
「自分で作るってそれはおかしい!」と言わんばかりの返事!
あたかも、「webの作成技術がない素人には作れるわけないだろう」と言いたげ。

これにちょっと腹が立った私・・・大人げないのですが・・・
「あのね。日本人は作ろうと思ったら、本読んで、資料読んで作れるの」と返事をした。
しかし、それでも彼は「自分の営業話を断るためにうその返事をしたんだろう」とでも言いたそうに、「本当に作ったのか?」となんべんもきいてきた。
しまいには、URLを明記してあるショップカードをだして、
「失礼でしょ!日本人はね、素人でもhtmlとかSEOとかいう言葉を知ってるの。普通なの、それ」っていってみたら、眼をむいた。

やれやれ・・・疲れる。

なので、これからカンボジアで事業展開をしようとする皆様。
こんなレベルですので、気を付けてくださいね~・

0 件のコメント:

コメントを投稿