先日、日本人が経営するバーで日本人ホステスが泥酔しそれに絡んできたカンボジア人実業家を、カンボジアのニュースアナウンサーの女性が止めに入ったところ、カンボジア人女性が実業家に暴行され顔を中心に大きなけがを負った事件が起きました。
私は日ごろから日本人の経営するバーには出入りしないので、どこで起きたかは知らないのですが、どうやらそのホステスさんとバーの経営者?の人はすぐに日本に逃げたという話をカンボジア人の旦那から聞きました。
同じ日本人として情けないなあと思うんです。
バーやレストランでのお客さん同士のトラブル、それは日本でも起こりえます。
泥酔したお客さん同士の喧嘩もあるでしょう。
私の日本の薬局で、もし患者さん=お客さん同士のトラブルがあったらどうするか。
これはれっきとしたリスクマネジメントです。
まずトラブルがあったお客さんのお見舞いをきちんとする。
お店としてトラブルがあったことの謝罪と、今後の対応を明確に提示する。
この2点は必須やと思うんです。
とくに今回はカンボジア。医療保険もない国です。
怪我を負った女性の治療費の一部負担くらいは申し入れるのが筋だと思うんです。
でも、そのバーの人は日本へ帰ったらしい。
もしこれが本当なら、カンボジアの社会に対してとても失礼になってしまうと思います。
これから、カンボジアや他の東南アジアで起業しようとする若い人が増えていると感じていますが、
日本人として、社会人が持っておくべき道徳をきちんと備えたうえでカンボジアや東南アジアに来てほしいと思います。
「途上国だから気にしなくていい」という発想は絶対に持ってきて欲しくない・・・
切に思う今日この頃です。
<追記>
後日、日本人の方から、このオーナーの方は以前から帰国予定があったとのことで、事件後二日くらいいて、日本に帰られたそうです。訂正しま~す。
2010年にカンボジア初渡航。それ依頼、カンボジアに住み着いた、日本人初のカンボジア在住薬剤師です! NGOとしてカンボジアの人の健康を守る活動をするか傍ら、カンボジアの人達の健康や薬に関する知識普及をめざし、起業。 日本の健康や医療に関する商品を、正しい知識とともに適切にカンボジアの人達に使ってもらうべく、奮闘中! 現在は日本の薬局とカンボジアの行き来をする生活♪
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2015年7月12日日曜日
2014年2月10日月曜日
カンボジアで偽薬とニセ化粧品摘発。JICAの支援のあるべき形とは
去年の末。TVで放映されたニュースです。
フランス大使館から指摘を受けて、カンボジア保健省がベトナム人がカンボジアで一軒家を借り、そこでフランス製のヘアカラーや化粧品、医薬品までも偽物を作っていたそうな。
回収されたのは4トン分になるとか。
そもそも、フランス政府に指摘されるまで気が付かなかった保健省もすごい。
本当に、たくさんの種類だそうで・・・・。
これを機に、保健省は印刷会社にパッケージの印刷の依頼が来た場合、販売許可書を確認するように指示したそうだが・・・それもどこまで浸透することやら。
印刷会社もちゃんとオフィスを構えているところから、道端でにわか店舗でやってるところまでピンキリだ。
そもそも、原料価格の相場や製造工程の経費などを考えたら、「そんな安値で作れるわけがない」というのは想像つくのだが、いかんせん、製造業の知識に乏しいカンボジアの薬剤師。
きっとどうやって見つけていいのかわからないのだろう。
やはり基礎教育としての化学、物理を知らないと、薬学特に薬剤学は理解しにくい。
しかし、こっちの大学のカリキュラムで薬剤学についてはどこまで教えているのか見当がつかないくらい、カンボジアの薬剤師と話は通じない。
普通に考えて・・・1ドルで小売りされているヘアカラー。
0.8~0.7ドルで仕入れていると考えても・・・
製造業から仕入れへは大体0.4~0.5ドルといったところだろう。
箱、箱の印刷、ヘアカラー薬剤のボトル、輸送コスト・・・もろもろ考えたら、一体薬剤そのものは原価いくらで製造したのか。容易に想像がつくはずだ。
化学と経済学の知識の無さが、こういうところに現れているような気がする。
JICAが薬事関連の支援を本格的にするらしい。
相手国からの支援内容をそのまま鵜呑みにするのではなく、日本だからこそわかる、「いったい何が不足しているか」という課題の抽出をしっかりして相手国の行政に対して明確にしめしてあげることもとっても重要だと思う今日この頃。
場所:
カンボジア プノンペン
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